まだまだ暑い日が続きますが、秋が近づいてきています。
保育園での秋のイベント。
それは運動会です。
子どもの成長を見てもらう行事の一つ、運動会。
その中で親子で楽しく体を動かして参加してもらいたいと、親子競技を取り入れる園も多いのではないでしょうか。
そこでいくつか親子競技を紹介したいと思います!
今回は「運動会で盛り上がる親子競技」ということで既存の競技にプラスαしたものを乳児向きと幼児向きに分けてご紹介します。
乳児向きの競技
保護者と一緒なら安心して参加できるかも?!
ハイハイレース
準備するもの ゴールテープ・音のなるおもちゃ
1.スタートに子どもが並ぶ
2.ゴールにいる保護者が音のなるおもちゃで、子どもたちを呼ぶ
3.無事保護者のいるゴールまでハイハイでたどり着いたらゴール!
距離は3メートルくらいがちょうど良いかも?
ハイハイで動かない赤ちゃんは、保護者が近くに行って一緒に進んでもOK!にするなど、臨機応変に子どもに合わせてルールは緩く保護者も子どもも楽しく参加できるようにすることがポイント!
ダンボールカーレース
準備するもの 段ボールで作った乗り物・乗り物カード
1,親子でスタートラインに立つ
2.裏返しに置かれたカードまで走ってカードをめくる
3.カードに書かれた段ボールカーまで走る
4.乗り物に子どもが乗り、ゴールまで保護者が引っ張ってゴール!
子どもの発達に合わせて、子どもが乗るタイプの車を作ってもいいし、ダンボールの底を抜いて親子で入れるタイプにしても楽しそう!
果物狩りレース
準備するもの 果物・果物を入れるかご
1.親子でヨーイドン!
2.果物狩りスペースまで走る
3.吊るしてある好きな果物を抱っこやおんぶで取る!
4.カゴに入れて親子で運んでゴール!
はらぺこあおむしをイメージしてはらぺこあおむしの帽子を子どもの衣装にしても世界観が出て可愛い!
果物スペースまでにマットのお山や段差などちょっとした障害物があるだけでも子どもの運動面を発揮できるのでより良い!
幼児向き
運動機能の面もグンとアップする幼児クラス、子どもたちの発達に合わせて親子で楽しく身体を動かせるプログラムがあるといいですね!
カードめくり
チーム対抗や自分のそれ以外のチームなどの理解力が出てくる3歳児以降でおすすめ!
準備するもの 裏表色違いのカード数十枚
1.2チームに分かれ、スタートのラインで待機
2.スタートの合図とともに自分のチームの色にカードをめくって変えていく!
3.笛の合図で最初のラインに戻り、それぞれカードを数える
4.多く表に色を変えられたチームの勝ち!
少し大きめのカードにすると親子で一緒にめくれる感じが協力プレイもできるかも!
移動玉入れ
準備するもの 背負える玉入れのカゴ・玉
1.相手チームの保護者がカゴを背負う
2.スタートの合図で、カゴを背負った保護者は動き回り、玉入れを行う。
3.笛の合図で終了し、球の数を数える。
ダンシング玉入れ
準備するもの 玉入れのカゴ・玉
1.親子でスタートラインに立つ
2.スタートの合図で音楽も流し、玉入れを行う
3.笛の合図でスタートラインに戻り踊る
4.再び笛の合図で玉入れ再開
5.時間が来たらスタートラインに戻り、数を数える
ルールの理解ができるようになっている4.5歳児におすすめ!
ダンスの振りは簡単に、保育の中に取り入れたり、事前に保護者にも知らせ当日楽しく参加できるように準備しておくと◯!
ぐるぐる台風の目
準備するもの 棒
1.親子で棒を横にして両サイドを持つ。
2.「よーいどん!」の合図でカラーコーンまで走る。
3.カラーコーンまで来たらカラーコーンの周りを1周し、スタート地点まで戻る。
4.次にスタンバイしている子に棒を渡す。2〜4を繰り返す。
子どもたちの発達に合わせてカラーコーンを2〜3個置いてジグザグに走ってもらうコースにしたり、途中飛び越える障害物を置いてもよさそう!
安全にも留意しつつ、親子で楽しく競技に参加してもらいたいですね!そして子どもたちの伸び伸びとした姿を見てもらいたいですね!
まとめ
乳児向きの競技は親が一緒に安全に楽しむことができるように考慮して親子のふれあいを大切にしながら、楽しい時間を過ごせるよう工夫すると良いですね。
また幼児向けの親子競技は、子どもたちが少し活発になり、体を動かすことができるようになった年齢に合わせたものを考えると良いですね。
そして幼児との親子のコミュニケーションや協力が重要な要素となるため、家族の絆を深める良い機会となります。
今回は、保育園で行なう運動会の年齢別の競技の具体例をご紹介しました。
日頃お仕事で忙しい親御さんとのコミュニケーションの場として、子ども達と密に触れ合うことのできる大切な行事でもあります。
園に合わせてアレンジして、ユニークな競技で運動会を楽しんでくださいね。