必見!保育園のWEB面接での心得

面接

コロナ禍以降、WEB面接を行う法人は多くなってきています。

しかしながら、相手の表情は分かるものの、対面面接とは異なり、タイムラグによるちょっとした間やその他機器の環境を整えなくてはならず、画面越しでの面接は違った気苦労があるかと思います。

今回はWEB面接での対策や面接の返答のコツや具体例を含めたお話を現役保育士さんに伺ってまいりました。

目次[非表示]

実際にweb面接で聞かれた7つのこと

志望理由

興味・情熱

なぜ保育士になりたいのか、なぜその保育園に興味があるのかを明確にする。

スキル・経験

自分のスキルや経験が保育園でどのように役立つかを具体的に説明する。

価値観・目標

自分の価値観やキャリア目標が保育園の理念や目標とどのように一致しているかを示す。

志望動機例文

御園の保育理念と私の信念が一致しているため、志望させていただきました。

私は幼少期から子どもたちの成長に関わる仕事に興味を持ち、大学では幼児教育を専攻し、保育士資格を取得しました。

特に、子どもたちが安心して過ごせる環境を作ることに強い関心を持っております。

大学時代には、実習を通じて多様な保育方法や子どもたちとのコミュニケーションの取り方を学びました。

また、ボランティア活動では、保護者との連携の大切さを実感し、保護者との信頼関係を築くことの重要性を理解しました。

御園は、子どもたちの個性を尊重し、一人ひとりの成長を大切にする方針を掲げており、その理念に強く共感しております。

私は、これまでの経験と知識を活かし、御園の一員として子どもたちの健やかな成長をサポートしたいと考えております。

保育士を志すようになった理由

個人的な経験

自分が保育士を目指すようになった具体的なエピソードを紹介する。

インスピレーション

誰か特定の人物や出来事がきっかけで保育士を目指すようになった場合、その詳細を述べる。

自己成長の過程

自分の価値観や信念がどのように変化し、保育士を目指すようになったかを説明する。

きっかけ例文

私が保育士を目指すきっかけとなったのは、子どもの頃に通っていた保育園での経験です。

当時の保育士の先生たちは、いつも笑顔で優しく接してくださり、私にとって安心できる居場所を提供してくれました。

その影響で、私も将来、子どもたちに安心感を与える存在になりたいと考えるようになりました。

また、中学生の頃に地域の児童館でボランティア活動を行ったことも大きなきっかけとなりました。

子どもたちと一緒に遊んだり、学んだりする中で、彼らの純粋な笑顔や成長を見ることに喜びを感じました。

この経験を通じて、子どもたちの成長をサポートする仕事に携わりたいという思いが強くなりました。

さらに、大学で幼児教育を専攻し、保育実習を行った際に、保育の現場でのやりがいや達成感を実感しました。

子どもたち一人ひとりの個性や成長に寄り添うことで、私自身も成長できると感じました。

これらの経験を通じて、私は保育士として子どもたちの成長を支え、安心して過ごせる環境を提供することに強い意欲を持っています。

保育士になることで、次世代を担う子どもたちの健やかな成長に貢献したいと心から願っています。

自分の長所、短所

【長所】

具体例を挙げる

長所を述べる際に具体的なエピソードを交えて話すと、説得力が増します。

仕事に関連する強み

保育士としての仕事にどのように役立つかを強調する。

【短所】

改善への努力

短所を述べる際には、その短所を克服するためにどのような努力をしているかも述べる。

前向きな視点

短所をポジティブに捉え、どのように成長に繋がっているかを強調する。

長所の例

私の長所は、子どもたちとのコミュニケーション能力が高いことです。

大学時代に保育実習で、言葉の発達が遅れている子どもと接する機会がありました。その際、絵本や遊びを通じて、その子が自分の気持ちを表現できるようサポートしました。

結果的に、その子が徐々に言葉で感情を伝えるようになり、保護者からも感謝の言葉をいただきました。

短所の例

私の短所は、完璧主義なところがあります。

すべてを完璧にしようとするあまり、時には時間がかかりすぎることがあります。

しかし、最近では優先順位をつけることを意識し、効率的に仕事を進めるよう心掛けています。

タスクをリスト化し、重要なものから取り組むことで、全体のバランスを取れるようになりました。


長所と短所を述べる際には、具体的なエピソードや実例を交えて話すことで、より説得力を持たせることができます。

また、短所については、改善の努力や成長の姿勢を示すことが大切です。

保育士として働こうと思ったきっかけ

保育士として働こうと思ったきっかけは、人それぞれ異なります。

自分自身の経験や背景を踏まえ、具体的なエピソードを交えて話すことで、面接官に強い印象を与えることができます。

例1: ボランティア経験から

中学生の頃、地域の児童館でボランティア活動を行ったことがきっかけです。

子どもたちと一緒に遊んだり、学んだりする中で、彼らの純粋な笑顔や成長を見ることに喜びを感じました。

この経験を通じて、子どもたちの成長をサポートする仕事に携わりたいという思いが強くなりました。

例2: 家族の影響から

私の母親は長年保育士として働いており、幼い頃からその姿を見て育ちました。

母親が子どもたちと関わる姿勢や、家庭でも子どもたちの話を嬉しそうにしているのを見て、自然と保育の仕事に興味を持つようになりました。

母親から聞いた子どもたちの成長エピソードや、保育のやりがいを感じる話が、私が保育士を目指す大きなきっかけとなりました。

例3: 大学での学びから

大学で幼児教育を専攻し、保育実習を通じて保育士という職業に触れる機会がありました。

実習では、子どもたち一人ひとりの個性や成長に寄り添うことの大切さを学びました。

特に、ある子どもが初めて自分の名前を言えるようになった瞬間に立ち会った時、その喜びと達成感を共有できたことが非常に印象的でした。

この経験を通じて、保育士として子どもたちの成長を支えたいという強い思いが芽生えました。


自分の体験や感じたことを具体的に話すことで、面接官にあなたの情熱や動機が伝わりやすくなります。

また、その経験を通じて学んだことや、自分の価値観の変化についても触れると、より説得力のある話になるでしょう。

保育士として今後の目標

保育士としての今後の目標を述べる際には、具体的かつ現実的な目標を設定し、それに向けての具体的な計画や取り組みを示すことが重要です

例1: 子どもたちの多様なニーズに対応する

私の今後の目標は、子どもたちの多様なニーズに対応できる保育士になることです。

特に、発達障害や特別な支援が必要な子どもたちへの対応力を向上させたいと考えています。

【具体例】

①発達障害や特別支援教育に関する研修やセミナーに積極的に参加し、最新の知識を習得します。

②現場での経験を通じて、個々の子どもに合わせたアプローチ方法を学び、実践します。

③保護者とのコミュニケーションを密にし、家庭と連携した支援を行うことで、子どもたちの成長をサポートします。

例2: 保育の質の向上

私の目標は、保育の質を向上させることです。子どもたちにとって最良の環境を提供するために、以下の取り組みを行います。

【具体例】

①定期的に研修や勉強会に参加し、新しい保育方法や教育理論を学びます。

②同僚との協力を深め、チームとして一貫した保育を提供できるよう努めます。意見交換や情報共有の場を積極的に設け、保育の質を高めます。

③子どもたちや保護者からのフィードバックを積極的に取り入れ、保育の改善に役立てます。


自分の目標を具体的に述べ、その達成に向けた計画や取り組みを示すことで、面接官にあなたの意欲や将来のビジョンが伝わりやすくなります。

また、具体的なアクションプランを示すことで、実現可能性の高い目標であることをアピールできます。

保育において大切にしていること

保育において大切にしていることを述べる際には、自分の信念や価値観、具体的な実践方法を織り交ぜて話すことが重要です。

例1: 子ども一人ひとりの個性を尊重すること

私が保育において最も大切にしていることは、子ども一人ひとりの個性を尊重することです。子どもたちはそれぞれ異なる成長過程や興味を持っており、その個性を尊重し、伸ばしていくことが重要だと考えています。

【具体例】

①日々の保育活動を通じて子どもたちをよく観察し、彼らの興味や得意なこと、苦手なことを理解します。

②一人ひとりのニーズに応じた対応を心掛け、個別の支援計画を作成します。例えば、言葉の発達が遅れている子どもには、絵本の読み聞かせや会話の機会を増やすなどの支援を行います。

③子どもたちが自由に遊びを選べる時間を設け、自分の興味に基づいて活動できるようにしています。これにより、自発的な学びや成長を促します。

例2: 保護者との連携を大切にすること

保育士として、保護者との連携を大切にしています。

保護者との信頼関係を築くことで、子どもたちの成長をより効果的にサポートすることができると考えています。

【具体例】

①毎日の送迎時や連絡帳を通じて、保護者と定期的にコミュニケーションを取ります。子どもたちの様子や成長について共有し、保護者からの意見や要望も積極的に取り入れます。

②保護者が参加できるイベントやワークショップを定期的に開催し、園での活動を直接見てもらう機会を作ります。これにより、保護者と一緒に子どもたちの成長を喜び合うことができます。

③保護者が気軽に相談できる窓口を設け、子育てに関する悩みや不安に対応します。専門的なアドバイスや情報提供を行い、保護者をサポートします。


自分の保育に対する姿勢や考え方を具体的に述べることで、面接官にあなたの保育観や実践方法が伝わりやすくなります。

また、具体的なエピソードや実践例を交えることで、より説得力のある話になります。

退職理由

保育士としての退職理由を面接で述べる際には、前向きかつ誠実に伝えることが重要です。

退職理由を説明する際には、ネガティブな印象を避け、次の職場でどのように成長し貢献できるかを強調することが大切です。

例1: キャリアアップを目指して

私が前職を退職した理由は、キャリアアップのためです。

前職の保育園では多くの貴重な経験を積み、子どもたちとの関わり方や保育の基本を学びました。

しかし、さらに専門的なスキルを身につけ、より多様なニーズに対応できる保育士になりたいと考えました。

具体的には、発達障害を持つ子どもたちへの支援を強化するために、専門的な研修や資格取得を目指しています。

御園では、そういったスキルを活かし、子どもたち一人ひとりに寄り添った保育を実践できると考えています。

例2: 職場環境の変化

前職を退職した理由は、職場環境の変化に伴うものです。

前職の保育園では、経営方針の変更により人員配置や業務内容が大幅に変わり、私が理想とする保育の提供が難しくなってしまいました。

私は、子どもたち一人ひとりの個性を尊重し、きめ細やかな保育を提供することを大切にしています。

御園の理念に共感し、ここでなら私の理想とする保育を実践できると感じました。

子どもたちの成長をサポートするために、ぜひ御園で働きたいと考えています。

例3: 家庭の事情

前職を退職した理由は、家庭の事情によるものでした。家族の健康問題や引っ越しなど、やむを得ない事情で退職することとなりましたが、現在は家庭の状況も落ち着き、再び保育士として全力で働くことができる環境が整いました。

御園で働くことで、これまでの経験を活かしながら、子どもたちの成長を支えるお手伝いをしたいと考えています。


ネガティブな要素を避け、前向きな姿勢を強調することが大切です。また、次の職場でどのように成長し、貢献できるかを具体的に示すことで、面接官に好印象を与えることができます。

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web面接準備リスト

✅テストミーティングを行う

機械トラブルがあることもしばしば。焦らないためにも確認しておくといいですね!

✅カメラを見ながら話せる位置にセットする

パソコンや携帯の高さを調節しましょう!

✅背景の設定をする

白背景やバーチャル背景にして生活感が出過ぎないようにしましょう!

✅音のなる物をOFFする

LINEの通知オンやインターホンなど、オフできるものはしておきましょう!

✅服装の最終確認をする

自宅からだと気が緩んでしまう…なんてことがないように!

まとめ

これらの心得を実践することで、WEB面接でも自信を持って臨むことができ、面接官に良い印象を与えることができます。

準備をしっかりと行い、落ち着いて面接に臨むことが大切です。

WEB面接も対面面接も基本的には変わらないかと思いますが、環境下が違うとテンパってしまいますよね。

一生懸命に向き合っているかどうかは面接官に伝わっています。

今回ご紹介した事前準備を参考にしながら、あなたらしさが面接官にアピールできることを願っております。