保育園の園見学は、「転職」を検討している保育士さんにとって重要な判断手段です。
意を決しての「転職」で、毎日イキイキと働きたい・長く働ける職場を探したい・保育士としてのキャリアを構築したい、などそれぞれで叶えたい事があると思います。
そんなときに保育園や職場の雰囲気をチェックすることができる手段が「園見学」です。
今回は転職における、園見学のメリット・デメリットをご紹介します。
「園見学」の目的とは?
「園見学」とは、転職を考える保育園に訪問して、施設や保育の様子などを見せてもらうことです。
保育園の設備、周囲の環境、働いている保育士さんや子どもたちの様子、保育プログラムなど、保育園の雰囲気を、実際に見て自分にあった職場選びをするうえで、大変役立ちます。
園見学のメリット
【現場の雰囲気を実際に感じることができる】
園見学を通じて、保育園の現場の雰囲気、保育士と子どもたちの関わり方を直接確認することができます。
これにより、自身が働きやすい環境かどうかを判断する材料にすることができます。
【施設の設備や保育プログラムを確認できる】
園見学では、保育園の施設や設備、保育プログラムなどを詳しく確認することができます。
これにより、自身の保育スタイルや保育感とマッチするかどうかを判断することができます。
【求人や応募要項、ホームページなどではわからない情報が得られる】
園長がどんな人なのか、ほかの保育士さんの平均年齢は何歳なのだろう、など、
働くうえで大事な点やちょっとした気になる点も確認ができます。
【自分がその園で働いている姿をイメージできる】
見学では「自分がその保育園で働く」という視点から、園の環境をチェックできます。
【保育士さんや園長とのコミュニケーションの機会が得られる】
園見学では、働いている保育士さんや園長とコミュニケーションの機会が得られることが多いです。
会話を通じて、保育園の方針や働き方、チームの雰囲気などについて直接質問したり、自己紹介したりすることができます。
<ポイント>
どうしても働きたい保育園の園見学の際に、よい印象を持ってもらうことで、自己アピールにも繋がります。
園見学のデメリット
【見学時間の制約がある】
園見学は通常、限られた時間内に行われるため、保育園の全体像を把握することが難しい場合があります。
そのため、必ずしも園のすべての側面を理解できない可能性があります。
【実際の保育の様子を完全に把握できない】
園見学では一瞬の状況を見ることができますが、保育園の日常の様子や保育士の具体的な対応などを完全に把握することは難しいかもしれません。
【複数の保育園を見学する場合に時間や負担がある】
転職の際に複数の園を見ることはとても大切です。
その分、複数の保育園を見学する上で、見学のための時間や移動の負担が発生することがあります。
以上が主なメリットとデメリットですが、園見学は転職の判断材料として重要です。
<ポイント>
メリットを最大限に活かし、デメリットを補完するために、複数の保育園を見学することや見学時に具体的な質問を準備することがおすすめです。
以上のような事を念頭において保育士の就活に活かしてください!