なんていうことがあるかと思います。
子ども同士でふざけあっていてけがをしてしまった。
園の物を乱暴に扱ってしまい壊してしまった。
給食を食べる時間がゆっくりでなかなか終わらない等々。
色々な事柄があるかと思います。
このような話を切り出す時ににタイミングや言い方を間違えると、保護者が気分を害して保育士の思いとは違った方向に向かってしまうかもしれません。
では保護者に対して伝えづらい事をどう話したら良いのでしょうか。
日ごろからオープンなコミュニケーションを図る
新学期に入ると園の保護者会や個人面談で保護者との接点が多くなります。
保護者が自由に意見や懸念を伝えられるように、日ごろからオープンなコミュニケーションの環境を整えてください。
ちょっとした事でも、保護者に感謝の気持ちを伝えてください。
そして質問や疑問に対して積極的に応え、対話をすることで、保護者との信頼関係を築いておいてください。
適切なタイミングを選ぶ
顔を合わせたらすぐに本題に入るのではなく、まずは園での子どもの様子(良い点を褒める。些細なことでも可。)を色々話してください。
その後、思い出したかのように「そうそう、実は~」という感じで本題に入ってください。
事実に基づいた情報を話す
伝えづらい事柄でも、事実に基づいた情報を話すことが重要です。
的確な情報を伝えることで、保護者に信頼感を与えることができます。
共感し、寄り添う
保護者に共感を示し、寄り添うことも重要です。
保護者の方の中には仕事や育児、家事に追われて肉体的にも精神的にも余裕のない方も多いと思います。
その様な方々の立場を理解し、労って、保護者の不安や悩みに耳を傾けて下さい。
適切なサポートや解決策を提案する
伝えづらい事柄に関連する問題や懸念に対して、適切なサポートや解決策を提案しましょう。
具体的な事例や情報を共有することで、保護者が対処する手段を持てるようになります。
経過観察を行う
伝えづらい事柄に関しては、その後の経過観察が重要です。
保護者の反応や状況を把握し、必要なサポートや追加の情報提供を行いましょう。
重要なのは、保護者とのコミュニケーションを大切にすることです。
我が子が園で一日どんな風に過ごしていたのかを知りたいものです。
保護者と顔を合わせたタイミングで園での様子を必ず話せるようにしておくと良いですね。