大人でも食べ物の好き嫌いはあるもの。
こと、子どもとなると一筋縄でいかないですよね。
偏食が極端にであったり、そもそも遊びに夢中で食に興味がなかったり・・。
かなり個人差があります。
せっかく栄養面を考えたバランスの取れた給食を出しても、食べてくれないと発育面で心配になりますよね。
今回は子どもの好き嫌いにどう対処するかご紹介しますね。
好き嫌いを理解する
子どもが何を好み、何を嫌いなのかを理解するために、子どもとのコミュニケーションを大切にしましょう。
子供たちに食べ物に対する感想や意見を聞いたり、保護者との連携を通じて情報を得ることが重要です。
好奇心を刺激する
子供たちの食べることに対する好奇心を刺激するような活動やイベントを計画しましょう。
食材や料理に関する絵本の読み聞かせや、手作り料理を楽しむイベントなど、食べることが楽しいと感じられる機会を提供します。
プレゼンテーションを工夫する
子供たちが嫌いな食材でも、見た目や飾りつけを工夫することで、興味を引くことができる場合があります。
カラフルで可愛らしい食器を使ったり、食材をアートのように盛り付けたりすることで、子供たちの食欲を刺激します。
子供に参加させる
子供たちが野菜の栽培や調理に参加できるような機会を設けることで、食べることへの興味を高めることができます。
一緒に野菜を栽培してみることで自分が作ったという興味と愛着がでてくるはずです。
栽培し、収穫した野菜を洗ったり、食材を切ったりするなど、子供たちにできる簡単な役割を与えることで、食の楽しさを体験できます。
新しい食材を徐々に導入する
新しい食材を導入する際には、徐々に少量から始めて、子供たちが慣れるまで時間をかけましょう。
無理に食べさせようとせず、自然なペースで子供たちが新しい食材を受け入れられるようにサポートします。
苦手意識につながらないためには、いかにストレスを感じさせず食べてもらうかが重要です。
例えば「一口ルール」を作って、食べたらたくさん褒めてあげてください!
定期的に一口ずつ食べることによって、いつか味覚が変化して好きになる日がくるかもしれません。
ポジティブな雰囲気を作る
食事の時間を楽しい雰囲気で過ごすことが大切です。
子供たちが好きな音楽を流したり、ゲームや童話を交えたりすることで、食べることが楽しいイベントとして捉えることができます。
原因を考察する
子供たちの好き嫌いには、背後に原因がある場合があります。
例えば、嫌いな食材に対するトラウマや体調による影響などが考えられます。
繰り返し嫌がる場合は、保護者と協力して原因を考察し、適切な対処を検討しましょう。
好き嫌いが出てくるのは成長の証と捉えることも重要です。
自我が発達し自己主張ができるようになってきたという証拠なのです。
子どもたちが成長するにつれて食の好みは変化することがあります。
子どもが好き嫌いを持つことは自然なことであり、無理に食べさせるのではなく、理解し尊重することが大切です。
あまり神経質になりすぎず大らかな気持ちで食事を楽しむことが大切です。
子供にとって、食べる事=楽しい時間になってくれるといいですね!
